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13逢坂

お寺に通ずる登り逢坂

逃げて駆け出す振動が

笹を揺らし雲散らした

恋も愈々終焉です

鉄の柵越え振り返らずに

離別の言葉応じずに

一目散にあの逢坂

カーブミラーに月光ひとつ

刻は満ちた月と共に進んだ

お寺に辿り着けば 鐘が鳴る

逢坂見下ろし嘆いてる

家へ帰れよ降り逢坂